【中高生の矯正治療】
【中高生の矯正治療】
この時期は骨や筋肉が発育段階にありますので、歯並びの土台を整えたり、骨格のズレを変更することで、できる限り矯正のための抜歯を抑えることに努めます。
当院では装置が目立ちにくい、痛みを生じにくくする歯の移動が大切だと考えております。矯正治療を効率的に進めるために口腔周囲筋の活動(よく笑い、よく食べる)を控えないようブラケットは薄く、目立ちにくいデザインにし、歯の移動を効率よくするために矯正力を整え、ブラケットとワイヤーの摩擦も意識します。
その結果、痛みを可能な限り抑えることができます。
この時期は学校生活や、反抗期などからブラッシング不足や偏食になりやすく、成長ホルモンのバランスからも虫歯になりやすい時期に入ります。矯正治療と並行して歯科医院での歯のメンテナンスが重要です。
現代高校生の3人に1人は顎関節症といった問題を持っています。顎の状態を診査しながら噛み合わせを整えることで顎関節症を矯正できることがわかっています。この問題は大人になってから治そうとしても難しく、やはり成長段階に合わせた治療が大切です。